GOCOO TAROWのこだわり
音質
「この口径で」「この軽さで」「この重低音」
まずは音質!
この太鼓の一番の特徴もこだわりも、その音質にある。
GOCOO TAROWが手創りで1台目を創った15年前から制作と実際の演奏での使用を繰り返し、改良を重ね、 1尺5寸〜1尺7寸という手頃な口径の太鼓で、この力強い低音を実現することにこだわり続けたのは、なにより自身が太鼓打ちとして、太鼓の可能性を引き出し、生かすことに強い思いを抱いていたからである。
バスドラのような太く鋭いスピード感のある低音。
炸裂感、爆裂感を体感する、腹の芯に響くような低音。
このサイズの太鼓で、この力強い低音が得られることは、
太鼓打ちにとって、その演奏の幅を広げる可能性となるだろう。
デザイン(機能美)
GOCOO TAROWがデザインにおいて最もこだわったのが、機能美。
音色が満たされた上で、手頃な大きさで、軽く、持ち運びやすいことは、低音の太鼓は大きくて重くて、簡単には運べないという従来の常識を覆す。
これまでの自作から、今回、商品化が叶ったのは、老舗宮本卯之助商店との共同開発が実現したからである。
宮本卯之助商店の、長年に渡って培われた職人の確かな技。
そのひとつ、自社で皮をなめしているからこそできる「皮張りの技」抜きに、このモデルは生み出し得ない。
商品化にあたり、TAROWと宮本卯之助商店の職人との間で繰り返された試行錯誤を経て、互いの経験と技の蓄積が、随所に「機能美」として注ぎ込まれ、生かされている。
タガを1本にすることで、締め直しの際のロープの磨耗を軽減させるといった細かな配慮も、長年実際の演奏活動で酷使しながら、改良を重ねて開発してきたからこその、機能美である。
ルックスは、ワイルドで野生的。
太鼓は神聖なものであると同時に、人の営みの中に、もっと身近なところに、存在していたものでもある。
現代でも、演奏活動をしている太鼓打ちにとって、その感覚は自然なものだろう。
太鼓をより身近なものとして感じてもらえるデザインになっているのも特徴のひとつ。
胴の色は2色。鮮やかな茶色(宮本色)と深い茶色。
宮本卯之助商店のメタルプレートではなく、焼印=太鼓判を押し、皮の下に竹タガを入れ、皮にタガの柄が浮き出るようにしてあるなど、デザインへの細かいこだわりが随所に施されている。
(※写真は深い茶色の大桶胴太鼓)
台について
胴鳴りも、太鼓の音色を決める大きな要素。 太鼓を吊るしてセットする専用台は、太鼓の軽さを生かし、胴鳴りを邪魔せず音色を引き出すよう、デザインされている。
材質

胴:さわら 皮:やや薄手
胴を薄く作るために、杉より丈夫なさわら材を使用。
杉はやわらかいので、薄くすると歌口まで弱くなってしまうため。
皮はやや薄手のものを使うことで、女性でも、打ち抜く感覚を充分味わえる。
GOCOO TAROW
GOCOOオリジナルセットの太鼓の約半数と、すべての太鼓スタンドを制作。
全ての太鼓のチューニングを担当。
GOCOOのステージに並べられた太鼓セットの個性的なルックスや、大口径の太鼓を使わずに、大音量の重低音を駆使するGOCOOサウンドが、GOCOOらしさの大きな要素であり、TAROWは打ち手であると同時に、それらを生み出し支えている存在である。
特に音色、機能と可搬性のバランスに重きを置いて発案、制作している。